消費科学研究所
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まほうびんの試験 ―2― 耐衝撃性
機能性評価
2020年12月25日
まほうびんの試験 ―2― 耐衝撃性
まほうびんの第2回目は「耐衝撃性」の試験をご紹介します。
まほうびんを不意にを床や地面に落としたり、持ち運び時に硬いものにぶつけてしまった時に簡単に壊れてしまうようでは危険です。耐衝撃性試験はこのような瞬間的な衝撃に対して、簡単に壊れないかどうかを確認する試験です。
【試験方法】及び【評価方法・基準】
耐衝撃性試験には「落下衝撃」と「振子衝撃」の2つがあり、下表のように魔法瓶の種類や用途によって行う試験が異なります。
・落下衝撃・・・魔法瓶に水を満量入れて蓋をし、一定の高さから硬い木板に落下させ、異常がないかを確認します。
・振子衝撃・・・下げ紐付きの携帯用魔法瓶が対象。紐の長さを40cmにして45度の位置に持ち上げ、振り子の要領で硬い木板に衝突させ、異常がないかを確認します。
【用途】
魔法瓶の品質確認