消費科学研究所
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「初めての監査 ~JFS-B規格について~」
監査・JFS適合証明
2022年5月13日
みなさんこんにちは、新米監査員のYです!
先日初めてJFS規格の監査を実施してきました。
前日の夜は緊張のせいか、何度も目が覚めてしまいました。
●JFS規格の監査!!
今回監査した会社は、弊社がコンサルティングも実施している企業で、創立70年を迎えられた老舗の漬物製造業です。
過去にISOを取得した経験がありましたが、食品に特化した規格であるため、JFS規格を選ばれたそうです。
今回は約1年の準備期間を経て、JFS-B規格に挑戦されました。
2日間の監査の結果、無事に適合証明の発行に至りましたが、いくつかの不適合を発見しました。
●不適合は怖くない
JFS規格では、適合の状況として、致命的な不適合、重大な不適合、軽微な不適合、適合および観察事項の5種類に分けられています。
- 適合の状況
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致命的な不適合重大な不適合軽微な不適合適合観察事項
初回監査の場合、不適合と判断されても、致命的な不適合が無ければ監査は続行されます。
そして監査後に、状況に応じて、決められた対応方法に沿って修正や是正の対応を実施し、監査員によって適合と判断されれば、適合証明を取得できます。
今回も適切な対応を行うことで、無事に適合証明の発行に至りました。
不適合をむやみに怖がらず、自社で発見することができなかった部分を、見つけることができたと考え、システムの改善につなげてもらえるとうれしいです。
●初めての企業におすすめ!JFS‐規格
JFS規格は日本語で作成されているためわかりやすいのが特徴です。
JFS規格(Eセクター)にはレベルに合わせて「JFS‐A規格」「JFS‐B規格」「JFS‐C規格」がありますが、その中でも「JFS‐B規格」は特に注目を集めており、現在1800社を超える企業が取得しています。(2022年3月末時点)
- コーデックスHACCPに
適用される7原則12手順が
要求事項に盛り込まれている - ISO22000やFSSC22000に
比べて要求される項目が少なく、
中小企業でも取得しやすい - 取引先への信頼や安心感に
つながる
私たちと一緒にJFS規格に挑戦してみませんか。
消費学研究所ではお客様の立場に立ったサポートを行っております。
是非お気軽にお問い合わせください。