消費科学研究所
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クーラーボックス ―2― 耐荷重性

包装資材・その他雑貨

2022年7月20日

クーラーボックスの「耐荷重性」の確認試験を紹介します。

 

クーラーボックスの形状や機能について、荷重による影響を受けにくいものかどうかを確認する試験です。

 

[試験方法]
クーラーボックスは、中に何も入れずに附属品を付け、ふたを固定具で締めて、
ほぼ水平な試験台上に置きます。次いで、ふたの中心部に直径20cmの当て板をのせ、
そこに1300Nの垂直荷重を10秒間加えます。この操作を10回繰り返した後、
すべての荷重を取り除き、形状や機能を確認します。

 

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↑試験品の例

 

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↑試験品に垂直荷重を加えている状態

 

[評価方法・基準]
割れや著しい変形、ふたや固定具などの機能の異常が無いことを目視によって確認します。
関連規格: JIS S 2048:2006 携帯用クーラーボックス

 

[用途]
クーラーボックスの品質確認