消費科学研究所
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“ 食品衛生 基本のき ” ~ 手洗い ~
食品
2022年8月26日
食品の衛生を担保するにあたり、普段、当たり前に行なっている「手洗い」ですが、これほど大切なことはないと思いませんか?
食中毒予防の三原則は「つけない・ふやさない・やっつける」です。
- つけない = 洗浄・消毒、器具の区分け
- ふやさない = 低温保存、迅速冷却
- やっつける = 加熱・殺菌
「つけない」=「汚染させない」が大切です!
厨房で作業をするために、手洗いが必要になる場面は、
- 作業前
- 手袋着用の前
- 作業の区切り(次の作業に移る前)
- 汚れ物を扱った後
- トイレに行った後
など、色々あります。
この時、衛生的な手洗いが十分に行なわれていないと、汚れた手から汚染が広がり、食中毒の発生源になりかねません。
衛生的な手洗いをするために、
- 手を洗う前の準備はできていますか?
(爪は短く切られている、時計や指輪は外している) - 手洗いの場所は確保されていますか?
(手洗い設備の中に不要なものが置かれていない、手洗い設備の前に物などが置かれていない) - 手洗い設備は清潔で問題なく使用できますか?
(手洗い設備に汚れが蓄積していない、排水不良でない) - 手洗い設備に必要な品は揃っていますか?
(手洗い用液体石鹸、ペーパータオル、消毒用アルコール など ) - 手洗いの手順は理解していますか?
(手洗い手順のポスターの活用・掲示 など ) - 手を洗う上で、重点的に洗う部分はどこですか?
(手の股や親指など汚れが残りやすい部分を意識して洗う)
特別なことは要りません。
正しい動作を確実に行なうことで衛生を保つことが出来ます。
厨房で作業をするために、必ず行なう手洗い。
まず、衛生的な手洗いをすることで、食中毒などの危害を防止し、お客様へ安全安心をお届けしましょう。
弊社では、手指や調理器具の拭取り検査を行なっています。
「目に見えない菌」を「数値で見える化」することで、実際の洗い方が適正か、確認することが出来ます。
まずはお気軽に弊社にお問い合わせください。
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