消費科学研究所
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クーラーボックス ―4― 本体容量

包装資材・その他雑貨

2022年12月23日

今回はクーラーボックスの「本体容量」の確認試験についてご紹介します。

[試験方法]

 

附属品を取り除いたクーラーボックス本体の質量(m1)を測定します。
次いで、その中に常温の水を満水になるまで注入した時の質量(m2)を測定します。
m1とm2の差(m2-m1)を求め、水1gを1mLとして「容量」に換算します。

クーラーボックスの上縁の両端に張った糸(合成繊維のフィラメント糸)に、注入した水が触れた状態を「満水」とします。

 

coolerbox
試験品の例
full of water
満水状態の様子

 

 

 

[評価方法・基準]

 

 本体容量の許容差:16L未満の場合、±0.4L
         16L以上35L以下の場合、±0.6L

 

関連規格: JIS S 2048:2006 携帯用クーラーボックス

 

[用途]

 

クーラーボックスの品質確認