消費科学研究所
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『パンに混入物?(虫? カビ? それとも?)』 ~クレーム事例・パン編その①~
食品
2023年5月12日
弊社に届く異物検査依頼の商品で、最も多いものはパン、菓子類です。
異物検査で届く食品のうちの約半分は、パンや菓子であることが多いです。
(消費科学研究所調べ)
今回は、その中から"パン"の事例を、2回に分けてご紹介します。

【事例その1:食パンに虫がついている】
食パンを確認してみると、パンの白い部分に大きさ1mm位、黒色でしずく型の粒状の物が付着しています。
でも、よくよく拡大鏡で観察してみると、虫の頭や脚などは見られず、何かちょっと虫とは違うような・・・。
そこで、付着物を取り出し縦半分に割ったところ、外側は膜状のもので覆われ、中は軟らかい塊。
膜状のものを顕微鏡で観察すると、表皮細胞のような植物組織が見られます。
工場内に似たようなものを探してもらった結果、他のパンに使用している原材料の黒胡麻と判明。
虫ではなくてほっとしました。

この事例のように、石や金属等の"いわゆる異物"ではなくても、その製品には使用していない原材料が付着、混入することで、"異物"と誤認されてしまうこともあります。
原材料の管理と、製造する製品が変わる際には清掃を徹底することで、異物混入は未然に防ぐことができます。
異物混入防止の観点からすると、整理・整頓、清掃はとても重要です。
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