消費科学研究所
BLOG
「JFS-A/B規格がVer.3.0へ」
監査・JFS適合証明
2023年5月26日
こんにちは、新米監査員Yです。
日本発の食品安全規格として注目されている「JFS規格」。
JFS規格全体の認証/適合証明組織数は、
2022年3月には2,000件を突破し、
2023年5月20日現在は、なんと2,411件。
中でもJFS-B規格は年々組織数を増やしており、2022年9月には2,000件を突破、以下のようなメリットもあるためお勧めです。
「JFS規格とは」
https://dynamicfront.www.skhp.aws.jfr.co.jp/blog/000120/
- ① コーデックスHACCPに適用される7原則12手順が要求事項に盛り込まれているため、コーデックスHACCPを実施していることになる
- ② ISO22000やFSSC22000に比べると要求される項目が少ないため、会社の規模に関わらず、取得しやすい
- ③ お取引先への信頼や安心感に繋がる
「JFS-A/B規格がVer.3.0へ」
A/B規格については、Ver.2.0からVer.3.0へ改定されており、弊社でもVer.3.0の監査が始まっています。(2022年3月31日公表)
B規格については、2023年1月1日以降に実施する監査はすべてVer.3.0 となっています。
そのため、2023年1月1日以降に初回監査を受ける場合はVer.3.0 による監査、すでに適合証明を受けている事業者様は、2023年12月31日までに計画されている定期監査または更新監査が、Ver.3.0 への移行監査となります。
<主な変更点>
- ① セクターの区分の変更および要求項番の変更
- ② HACCPは、Codex GPFH2020の内容をふまえて修正する。
- ③ 追加の要求事項:FSM 4(食品安全に係る法令の遵守)
- ④ 要求事項の項番をJFS-C規格Ver.3.0に基本的に合わせるために改定
- ⑤ 要求事項の一部内容の変更(主にC規格Ver.3.0との整合のため)
- ⑥ 要求事項の一部変更(主に、主語の追加)
監査にむけて、早めの準備をお勧めします。
「消費科学研究所はJFS規格の監査会社です」
弊社ではVer.3.0の監査はもちろん、コンサルティングも対応しております。
変更点について対応できているか心配を抱えた事業者様、初めて取得を計画している事業者様はもちろん、今後定期監査、更新監査を控えている事業者様も是非、弊社までお気軽にご相談ください。