消費科学研究所
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“ SDGs ”~ 食品ロス削減の取り組み~
食品
2023年7月7日
食品ロスとは、「本来食べられるのに捨てられる食品」のことを言います。
食品ロスのうち、事業系が53%、家庭系が47%を占め、約半分は家庭からの廃棄になります。
日本の食品ロス量は、年間523万トンで、これは毎日10トントラック約1,433台分の食品が廃棄されている計算になります。(※農林水産省・環境省「令和3年度推計」)
また、これを国民1人当たりで計算すると、年間の食品ロス量は42㎏で、国民1人ひとりが毎日おにぎり1個分の食べ物を捨てていることになります。
食品ロスは放置すると、食べ物が無駄になってしまうというだけでなく、大量廃棄による環境の悪化や、世界的な人口増加による食料不足の問題にもつながるため、“ SDGs(持続可能な開発目標)”でも積極的に取り組まれている問題です。
そこで、消費科学研究所が取り組む“ SDGs”とは?!
SDGsは2030年を達成年限とし、 17 のゴール(目標)と169のターゲット(手段)から構成されています。そのうちの、
『目標12.持続可能な生産消費形態を確保する』 に重点を置いて、
目標12を構成する11のターゲットのうちの2つ、
2030年までに、小売・消費レベルにおける世界全体の1人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食料の損失を減少させる。
2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。
を食品関連事業者様が達成するためのお手伝いをいたします。
食品ロス削減のためには、設定した消費・賞味期限の見直しが重要になります。
昨今よく小売店舗で見かける「てまえどり」のPOP。
「てまえどり」とは、購入してすぐに食べる場合に、商品棚の手前にある商品等、販売期限の迫った商品を積極的に選ぶ購買行動のことを言います。
(環境省、消費者庁、農林水産省 推奨)
また、飲食店においては、食べきれなかった料理をお客様の自己責任で持ち帰る「mottECO(もってこ)」の取り組みも推進されています。(環境省 推奨)
売れ残りや食べ残しを減らすことでも、食品ロスの削減につながります。
消費科学研究所ではご要望に沿った検査を実施いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
【参考資料】 消費者庁消費者教育推進課 食品ロス削減関係参考資料
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