消費科学研究所
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ギフト商品の品質管理はどうしていますか?

食品

2023年10月13日

今の時期、お歳暮のカタログを手にする方も多いのではないでしょうか。

季節のギフト商品がお客様に届けられる前には、多角的に品質管理がされていることをご存じですか?

弊社が携わっているギフト商品試験一例をご紹介いたします。

カタログ点検

◇景品表示法等、法律上問題となる表現がないか、詳細の内容に間違いがないか等、品質管理の視点から校正を行います。

商品試験

◇お客様にお届けする商品同様の包装形状や配送温度帯で弊社に送付されたものを確認します。

確認する内容は、

  • ◆到着時の商品温度
  • ◆包装状態(包装紙の破れ、箱の変形)
  • ◆品質等についての目視点検(詰合せ状態の乱れ、割れ、漏れ、異物の付着、など)
  • ◆カタログ写真との比較

等を行います。

細菌試験

◇一般細菌数、大腸菌群、黄色ブドウ球菌、無菌試験等、商品に合わせた試験項目を選び、細菌試験を行います。

期限表示設定のための保存試験を行うこともあります。

内容量確認

◇表示通りの重量/容量があるかを計量します。

適正包装試験

◇商品箱内の空間の容積を確認します。

測定を行い、東京都消費生活条例等の各自治体の条例で定められている適正包装基準を満たしているかの確認を行います。

商品表示・商品しおりの点検

◇食品表示法や景品表示法等に沿った表示内容であるかを確認します。

お取引先様によって試験内容は様々ですが、このような試験を行った上でギフト品はお客様の元へと届けられていきます。

事前にギフト商品の点検や商品試験を行うことで、各種法律の抵触やお客様からのクレーム、商品事故を未然に防ぐことに繋がります。

興味のある試験項目がございましたら、お気軽にお問い合わせください。