消費科学研究所
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ひんやり・クールを可視化! 赤外線サーモグラフィで冷感商品の効果を検証

機能性評価

2025年2月13日

汗を拭き取るボディシートや冷感スプレー、冷却タオルなど、冷感商品は、さっぱりしたいときに欠かせないアイテムですよね。株式会社消費科学研究所では、赤外線サーモグラフィを活用して、冷却効果を検証しています。

使用中
使用直後

(被験者の右側:1開発品、 被験者の左側:2従来品)

サーモグラフィは物体の表面温度を色調で可視化する技術で、冷感商品の使用前後の温度変化を正確に測定することができます。これにより、冷感商品の効果を目に見える形で消費者に示すことが可能となり、商品の信頼性を高めることが期待されます。

気化熱を利用した冷感商品は、液体が蒸発する際に周囲の熱を奪うという原理を利用しています。上の写真では使用中と使用直後の肌表面温度を測定し、開発品と従来品の効果を比較しています。

冷たさを感じさせる神経信号を脳に送る成分を含む商品の場合は、使用感や爽快感の持続時間についての官能評価アンケートも行っています。被験者の手配も私たちにお任せください。

株式会社消費科学研究所大阪研究所には、温湿度を精密にコントロールできる環境試験室を2室完備しており、夏場の高温多湿環境など、お好み環境温湿度を再現することができます。撮影後には、ご希望にあわせて熱画像をご提案いたします。お気軽にお問い合わせください。