サービス紹介

試験

物性試験
【その他】毛羽付着<大丸法>
  • 試験の説明

    試験品から他への毛羽の付きやすさを、製品特性や使用状況に合わせて試験します。

  • 用途

    主に起毛製品やパイル製品の毛羽付着(脱落)の程度を見る試験です。試験条件は接触程度の軽いものから着用時の摩擦の繰り返しを想定したものまであり、使用状況に合わせて行います。非破壊で行う試験方法もあり、クレーム対応の試験にも有効です。

  • 試験方法

    <大丸法>

    • タンブル乾燥法
    • 接触摩擦法
    • 着脱法
    • マーチンデール法
       

    「赤いマフラーを巻いたら、衿元にマフラーの毛羽が付いて赤っぽくなった」
    「白いセーターを着たら、セーターの毛羽が黒いズボンに付いて目立つ」
    というようなクレーム対応の場合、弊社では比較的簡易な <接触摩擦法> で試験を行うことが多いです。

  • 試験結果・評価方法

    <接触摩擦法>

     

    1. 所定の大きさの板に白または黒の編地を貼り付けたものを用意します。
    2. 板に荷重をかけず、試料の表面タテ・ヨコ30cm間を往復します。
    3. 付着した毛羽を透明なテープにうつし取ります。
    4. 標準写真を用いて判定(5段階)します。

     

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