サービス紹介
試験
物性試験
【強度】引張強さ、伸び
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試験の説明
生地のたて方向またはよこ方向への引張りに対する強さや伸びを調べます。
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用途
一般的に織物生地の品質管理として、初期の生地の強さを確認します。
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試験方法
試験方法は試験の条件によってA,B,C,D法(JIS法)とE,F法(ISO法)に分かれており、一般的にはA法がよく用いられます。
◎A法(ストリップ法)
①幅55㎜×長さ300㎜の試験片を、たて方向およびよこ方向に各々3枚採取します。
②試験片の両側からほぼ同数の糸を取り除いて幅50㎜に調整します。
③つかみ間隔200㎜で引張試験機にセットし、一定の速度で引張り、破断した時の最大荷重および伸びを測定します。
※JIS L 1096 織物及び編物の生地試験方法に基づいて試験を実施します。 -
試験結果
引張強さおよび伸びの測定値について、たて、よこそれぞれ3回の平均値を有効数字3桁に丸めて算出し、N(ニュートン)で表します。
※1N=約0.101kgfです。 -
評価基準
一般的な目安として、厚手の生地(200g/m2以上)で200N以上、薄手の生地(200g/m2未満)で150N以上とされています。
写真:測定風景
主な試験内容
- 【その他】ダウン吹き抜け試験<大丸法>
- 【その他】加速劣化試験(人工汗液ジャングルテスト)
- 【その他】毛羽脱落試験<大丸法>
- 【その他】毛羽付着<大丸法>
- 【その他】伸長性
- 【その他】防しわ性(実用しわ付け試験<大丸法>)
- 【その他】混用率
- 【その他】繊維鑑別
- 【その他】シャワー試験
- 【その他】電子顕微鏡観察
- 【安全性・その他】金属元素の定性 (蛍光X線分析)
- 【安全性】遊離ホルムアルデヒドの溶出量
- 【表面変化】スナッグ
- 【表面変化】ピリング
- 【強度】滑脱抵抗力
- 【強度】縫目強さ
- 【強度】圧縮および圧縮弾性率
- 【強度】摩耗強さ
- 【強度】破裂強さ
- 【強度】引裂強さ
- 【強度】引張強さ、伸び
- 【寸法変化】製品の繰り返し洗濯
- 【寸法変化】洗濯機法
- 【寸法変化】浸漬法