サービス紹介

試験

物性試験
紫外線遮蔽性
生地の紫外線領域の光の透過率を測定することで紫外線遮蔽率を算出します。
  • 用途

    UV対策商品(帽子、マスク、アパレル製品、カーテン、傘等)

  • <紫外線遮蔽率>

    試験方法

    ・JIS L 1925

    ・アパレル製品等品質性能対策協議会ガイドライン

    1.分光光度計に積分球のアタッチメントを取り付けます。

    2.生地をセットし、紫外線領域である290~400 nm(アパレル製品等品質性能対策協議会ガイドラインは280~400nm)の光の透過率を測定します。

    分光光度計
    分光光度計
    積分球
    積分球

    試験結果・評価方法

    ・後加工でUV対策機能を付与している場合は未加工品と比較し、優位性があるか確認します。

    ・アパレル製品等品質性能対策協議会ガイドラインの評価基準

    加工品の透過率が未加工品の透過率の50%(半分)以下で、且つ、遮蔽率が

    90%以上 ・・・ A級

    80%以上 ・・・ B級

    50%以上 ・・・ C級

  • <UPF(紫外線防護係数)>

    試験方法

    ・JIS L 1925

    1.分光光度計に積分球のアタッチメントを取り付けます。

    2.生地をセットし、紫外線領域である290~400 nmの光の透過率を測定します。

    試験結果・評価方法

    透過率に対して、「皮膚に対する影響度値」「太陽分光放射照度の相対エネルギー値」を用いて計算を行い、最終的にUPFおよびUPF格付け値を求めます。

    UPF換算値 UPF格付け値
    55以上 UPF50+
    50 UPF50
    45 UPF45
    40 UPF40
    35 UPF35
    30 UPF30
    25 UPF25
    20 UPF20
    15 UPF15
    10以下 UPF適用外

    ・「UPF50」の表示は、その繊維製品を着用すると、何も着用していないときと同じ程度に日焼けするのに50倍の時間がかかるという意味になります。