サービス紹介
試験
かばん
ホルムアルデヒドの溶出量
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試験の説明
かばんの主要な使用素材から溶出される、ホルムアルデヒド(有害物質)の量を測定します。
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用途
「かばん・スーツケースのエコマーク認証」に必要な試験の中の1つです。
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試験方法
- 製品から試験箇所のパーツを採取し、細かく切断します。
- 試料をガラス容器に入れ、水を加えたあと40℃の温浴中で抽出処理を行ないます。
- 抽出液にアセチルアセトン溶液を加え、40℃の温浴中で反応させます。
- 抽出液にホルムアルデヒドが含まれているとアセチルアセトン溶液と反応し黄色の呈色が見られます。
黄色の濃度はホルムアルデヒドの含有量が多くなるほど濃くなります。
- 反応液を分光光度計で分析し、特定波長の吸光度(黄色の濃さ)を測定します。
- 得られた吸光度から試料の遊離ホルムアルデヒド含有量を算出します。
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試験結果・評価方法
サンプルとブランクの吸光度差または含有量が基準値以内であるか確認します。
<エコマーク>
革製かばん
- 乳幼児(36か月未満) :16mg/kg以下
- 成人(皮膚接触 ) :75mg/kg以下
※直接肌に触れる可能性の高い製品 - 成人(その他) :300mg/kg以下
など