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試験

家庭用除湿剤
有害物質
家庭用除湿剤について、吸湿剤の有害物質の溶出量を調べる試験です。
  • 概要

    一般家庭の押入れ、たんすなど比較的狭い空間において除湿を目的として使用するもので、除湿を行うための吸湿剤の成分に塩化カルシウム、酸化カルシウム、塩化マグネシウム、シリカゲルを使用した家庭用除湿剤の吸湿剤の有害物質の溶出量を調べる試験です。

  • 試験方法

    JIS S 3106 :1999

     

    (1)吸湿剤が粉末状以外の粒状のもの及び固形状のシートタイプのものは粉砕してふるい(JIS Z 8801規定)にかけて粒径1㎜を超え4.75㎜以下になるように試料を作成する。(粉末状及び粒径4.75㎜以下はそのままのものを試料とする)

    (2)試料を溶媒に濃度0.1g/mLとなるように溶かし、かつその全量が500mL以上となるように調整液を調整する。

    (3)調整した試料液を振とう機を使用し、6時間連続して振とうし、有害物質を溶出させる。

    (4)溶出液をろ過した溶液を検液とし、鉛、カドミウム、ひ素、全水銀、六価クロムの溶出量を分析する。

  • 試験結果・評価方法

    有害物質 溶出量(㎎/L)
    3.0以下
    カドミウム 0.3以下
    ひ素 1.5以下
    全水銀 0.005以下
    六価クロム 1.5以下