サービス紹介
試験
ポリ袋・紙袋
ヒートシール強度
ポリ袋のヒートシール強度試験は、ポリ袋の底等に見られる熱圧着された箇所(ヒートシール部)について、引張強度を求めます。ご依頼者様への納品時にヒートシール部について要求された引張強度があるかどうかを確認したり、新商品作成時に既存の商品と比較するために、強度を確認します。
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試験項目
JIS Z 1711 包装用ポリエチレンフィルム 8.4ヒートシール強度による
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試験方法
①試験品のヒートシール部を直角に短冊状に切り取る(幅15mm)
②試験片のヒートシール部が中央にくるように180度に開いて試験速度500mm/minで引張り、ヒートシール部が破断する最大荷重を求めます。 -
試験結果・評価方法
取引先様の基準値やJISの基準値、既存の製品と比較し試験品の引張強度を確認します。
・JIS Z 1711 表8 ヒートシールの強さ
単位N{kgf}
呼び厚さ
(mm)平シール部 ガセットシール部 1種A 1種B 2種B 2種B 0.010 – – 3.92{0.40}以上 7.06{0.72}以上 0.015 – – 5.88{0.60}以上 10.59{1.08}以上 0.020 3.14{0.32}以上 4.51{0.46}以上 7.85{0.80}以上 14.12{1.44}以上 0.025 3.92{0.40}以上 5.69{0.58}以上 9.81{1.00}以上 17.65{1.80}以上 0.030 4.71{0.48}以上 6.86{0.70}以上 11.77{1.20}以上 21.18{2.16}以上 0.035 5.49{0.56}以上 7.94{0.81}以上 13.73{1.40}以上 24.71{2.52}以上 0.040 6.27{0.64}以上 9.02{0.92}以上 – – 0.045 7.06{0.72}以上 10.20{1.04}以上 – – 0.050 7.84{0.80}以上 11.28{1.15}以上 – –
備考 表中の1種A、1種B及び2種Bは、JIS Z 1702に規定する材料の種類を示す。